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[157] 2016年5月まちづくりひろばのご案内 Date:2016-05-07 (Sat)
日程:5月18日(水曜日)(開場18:00〜20:45)
会場:大阪市立大学西成プラザ(詳細は下記案内)
★内容盛りだくさんのため、メインテーマは15分繰り上げて、18:45には始めます。

<通算205回目 Since 1999> 
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久しぶりなので、内容多彩。欲張りました!

1)このところの『あいりん地域まちづくり会議』諸会議の内容報告と質疑(40分)
報告者:
(調整中を含みます)
 あいりん地域まちづくり会議(本会議と専門部会)関係者 
・地域委員(住民団体、労働者支援団体、有識者委員)有志
・大阪市役所(福祉局)、及び西成区役所(事業調整)の担当の方々
・大阪府商工労働部労政課の担当の方々(声かけをします)

【ポイント】
 徹底的なボトムアップ型のまちづくりをめざしているにもかかわらず、正確な情報を、迅速に、一人ひとりに届けきれないもどかしさがあります。
このひろばへ来ていただければ、それがナマで、まとまったかたちで、取り組み現場の空気まで含めて、包括的に入手できます。
そのためにだけでも、どうぞ幅広い方々がお気軽にご利用ください。

2)2つの新旧東京オリンピック工事にからめて、釜ヶ崎・日雇い労働市場の行方を今一度考えてみる。

@始めて語られる建設下層労働力&雇用会社群の首都圏集中の実相(生報告)(40分)
 報告者:
 水野阿修羅さん
(日本寄せ場学会運営委員、あいりん地域まちづくり会議委員)

【ポイント】
建設労働力の極度な不足の中で、ゼネコンも首都圏に職人層の宿舎開設等で対応しようとしています。
一方、釜ヶ崎など伝統的な日雇い労働市場で雇用のノウハウを身に着けた建設下請会社も巨大宿舎を首都圏に広域的に開設しているようです。
労働者は全国区型で集めているのでしょうか。熊本地震復旧・復興工事にもこのような機動的な手法が展開されるのでしょうか。
この謎の部分を水野さんは直接踏査して、実態を把握して来られました。ある意味、本邦初の、衝撃的な内容です。

A旧東京五輪に先行する山谷周辺地域等の変容過程を今一度、学んでみる(40分)
(釜ヶ崎の紀州街道に相当する日光街道沿いの地域変容の歴史)
 報告者:
 吉村智博さん (大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)

【ポイント】
内容について吉村さんご自身のメールから。
<近現代都市政策の視点からすると、大阪・釜ヶ崎と東京・山谷はその歴史性は非常に近似している。もちろん、江戸から「首都」へと変転した東京と、上方から「民都」へと転成した大阪では、その背景は異なるけれど、スラム、部落、寄せ場、遊廓などと一体となった地域形成という点では、国家、地方公共団体、地域社会のそれぞれの位相の力学が作用しているように思える。
双方の地域的特徴を比較することで、1920年代〜60年代あたりにフォーカスして、寄せ場の歴史的形成過程を概観してみたい>

3)終了後のお楽しみ
ちょうどこの日(毎週水曜日)は西成ジャズが21:30から、ひろば会場を1階に降りた「Kama Pub」にて楽しめます。
久しぶりの再会や意義ある出会いなど、懇親の場として愉快に過ごせます。
ライブへの謝礼は「投げ銭」方式でご協力ください(金額は自由)。
西成の街に勃興する一流アートへの支援にもなります。

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                           記

▼日時:2016年5月18日(水曜日) 18:30 〜20:45
▼会場:大阪市立大学西成プラザ
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」及び「Kama Pub」(新開店)のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ引き開き、中へ入る。(ただ、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)
(百円ショップは2014年に閉鎖となりました)。

▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼後援:大阪市立大学都市研究プラザ/西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

▼参加予約:不要

[156] 2015年12月まちづくりひろばのご案内 Date:2015-12-12 (Sat)
変則的な開催です。会場などくれぐれも、お間違いなく。
日程:12月21日(月曜日)18:30〜20:45
会場:大阪市立大学西成プラザ(西成市民館ではありません)

<通算204回目 Since 1999> 
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〜近く開催予定の第4回『あいりん地域まちづくり会議』の内容の最新報告と、
(今度もやっぱり)ボトムアップをめざす討論のひろば〜
・新市長・知事のもとでのセンター建替え等の動きはどう進んでいるか?
・私たちはハードとソフト両輪で議論を前に大きく動かそう。

報告者:
(調整中を含みます)
  ▽大阪市本庁(福祉局)、及び西成区役所(事業調整)の各担当の方々
  ▽大阪府商工労働部のあいりん地域担当部署の方々(参加依頼を予定)
  ▽あいりん地域まちづくり会議(本体)の地域住民委員、及び4つの部会の座長(有識者委員)等
  ▽(地域内8労働団体で構成する)労働団体グループのメンバー有志 
  ▽その他

第4回会議開催日のプレス発表は12月14日(月)のようです。すでに35人の地域委員等には出席の打診がされています。
この委員さん達以外の、広い意味での地域住民・支援者・協力者の方々も各担当役所からの説明をしっかり聞け、意見を述べられるように設定しました。
 ご存じのように、このまちづくりひろばの特長は、組織を背負わず個人の自由な立場での創造的な議論ができることです。
これまではあいりん総合センター内の各施設や住宅(ハード)の再配置先論議が中心でした。耐震強度の問題もあるので急ぐからです。本会議はまだこの段階です。
しかし、この場では各施設の将来に向かってあるべき新機能論に思いっきり踏み込んでみませんか。これは比較的時間をかけられる議論だからです。両輪が必要です。
<例>
* これからのあいりん地域全体の就労支援のあり方は?
⇒その中で、新・労働福祉センターに求められる役割は?
* 結核対策や精神科の強化って具体的にはどうすること?
⇒新・社会医療センターに求められる役割は?
* そもそも、なぜあいりん地域が形成された?これからのこの地域はどんなイメージ?
  ⇒これまでの高齢者が住み続けられると同時に、あるべきこれからの新・住宅論は?

そうした議論を地域中から集約する中で、各ハードの再配置に必要なスペース・場所・存在形態を確定し、かつ、「数年間のセンター仮庁舎」の諸条件や候補地の問題も確定していくという流れを促進することが必要です。
再生フォーラムとしては、それらについてのみなさんのご意見をあいりん地域まちづくり会議(本会議)に反映させていきます。
どなた様もお気軽にお越しください。

*なお、「地域内の“居場所”のあり方を考える」シリーズ(その3)は、
「三徳寮・談話室」にプレゼンを依頼予定です。変更の可能性もあります。
18:45〜から15分間程度を予定。
あいりん総合センターが「居場所」としても機能している実態から派生した、まちづくり課題としての取り組みです。

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                           記

▼日時:2015年12月21日(月曜日) 18:30 〜20:45
▼会場:大阪市立大学西成プラザ
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」及び「Kama Pub」(新開店)のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ引き開き、中へ入る。(ただ、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)
(百円ショップは2014年に閉鎖となりました)。

▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
     (申請中)大阪市立大学都市研究プラザ 西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

▼参加予約:不要

[155] 2015年11月まちづくりひろばのご案内 Date:2015-11-05 (Thu)
 直前の、急な設定となりましたが、なにとぞよろしくお願いいたします。

<通算203回目 Since 1999> 
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〜『あいりん地域まちづくり会議』第2回、第3回会合の報告と討論のひろば〜

市長・知事まで出席の、センター建替えの議論はどこまで行ったか?
選挙結果いかんに関わらず、今後の進め方はどうなる?私たちはどうする?
報告者:
(調整中を含みます)
  ▽西成区長、同事業調整担当課長をはじめ、市・区の各担当部署職員
  ▽まちづくり会議(本体)の地域住民委員、及び4つの部会の座長(有識者委員)等
  ▽(地域内8労働団体で構成する)労働団体グループのメンバー有志 
  ▽その他

*前回ひろばからの「地域内の“居場所”のあり方を考える」シリーズは、今回は「おしゃべりサロンHESO」を開設している「NPO法人ヘルスサポートひなた」さんに語っていただきます。
18:45〜から15分間程度を予定。
あいりん総合センターが「居場所」としても機能している実態から派生した、まちづくり課題としての取り組みです。

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                           記

▼日時:2015年11月10日(火曜日) 18:30 〜20:45
▼会場:西成市民館(3階講堂)
⇒西成警察署西隣りにある通称四角公園(萩之茶屋中公園)の西隣りにある、黄色い壁の建物 
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

▼企画趣旨 & 状況報告
あいりん総合センターの建替えをめぐって、「あいりん地域まちづくり会議」の第2回が10月19日に、第3回が10月29日に、西成区役所で開催されました。
6月11日の第1回会合以後の「停滞」を経て、市長・知事ダブルの任期終了前のあわただしくも、水面下での波乱を含んだ、連続開催でした。

昨年秋の経過を踏まえて、今回のステージからは傍聴席無しで運営されていますが、マスコミはたくさん取材に来て、テレビ等でも報道されています。
同会議の進行と並行してライブでパブリック・ビューイング(PV)を設けるという代替措置もされています(音声や映像の出来が今一つのときがあるようです)。
また、ユーチューブにはこの会議の模様がアップされていますので、ぜひウォッチしてください。

第2回(Voice of Nishinari):http://vonishinari.net/shadooon/?m=20151024
第3回(市長・知事出席):https://www.youtube.com/watch?v=xT_-MGxmLw0

釜ヶ崎110余年の歴史の中で、市長と知事が同時に現地に来て、国(大阪労働局)も加わり、昨年秋から継続の35人の地域委員の議論に加わる(単にあいさつだけではない)というのはかつて聞いたことがない展開です。
それだけ、あいりん地域、とりわけあいりん労働センターを建て替えて、新今宮駅前一帯の(労働・住宅・医療施設の)地域資源をどう再配置・再デザインし、新しい時代に機能強化させていくかという問題は、大阪市政、大阪府政全体の重大課題であることを証明しています。

どこかにシナリオがあると思っている方がまだおられるかもしれませんが、正直な話、シナリオ無き展開の真剣勝負となっています。ハラハラ、ドキドキの連続です(汗)。
「(あいりんセンターの耐震の問題も、建て替えの問題も、移行期の問題も)もうこうなったら、ここで地元の皆さんに理解をもらって進める道しかない」と府や国もついに腹をくくったようです。
こうして、関係者がずらりと揃った、地元での会議体での議論が最大限に尊重されて決定がされていくというスタイルが確立されたこと自体、「西成型」まちづくり民主主義として世間からもっともっと評価されていいと思います。
その分だけ時間がかかりますが、民主主義の証しでもあります。

私たちは私たちで、役所におまかせではない、徹底したボトムアップ型のまちづくりを最初からめざしてきたわけですから、今回もその内容を緊急に地域に報告・説明し、議論し、それをまたこの「まちづくり会議」へフィードバックしなければなりません。
それが緊急開催の理由です。
選挙中で微妙な時期でもありますが、厳正に中立的な立場を貫くことはまちづくりではもともとの基本です。
直前の発表になりましたこと、どうかご容赦のうえ、どなた様も、お気軽にご参加ください。

[154] 2015年9月まちづくりひろばのご案内 Date:2015-08-16 (Sun)
 灼熱地獄のニッポンの夏、いかがお過ごしですか。
秋への入り口はもうすぐです。がんばりましょう。

5月ひろば(住宅扶助引き下げ問題への対応を議論)以来、このまちづくりひろばも3ヶ月お休みをいただいています。
休んでみると、逆にまちづくりひろばが果たしている貴重な役割が明らかになってきたと感じます。
「いったい今、センター建替え問題をはじめ、あいりん・西成のまちづくりはどないなってんねん?」「まちづくりひろばが無いとさっぱりわからん」「もう終わったんかい?」
もちろん、終わってなどいません。
実際は、
(1)秋には市長交代かという政治的変化を見据えて、政治も役所内もあるいは浮足立ち、あるいはサボタージュの好機として、全体の空気が凪(なぎ)の状態になっている。
(2)市長が誰になろうが、もはやたくさんの事業が行政が責任をもって推進すべきものとして組み込まれており、実際いくらかは進んでいるのだが、役所内がバラバラに取り組んでいる。行政の中にも司令塔が機能していないように見える。
(3)かく言う地域の側も、たとえば毎月開催だった当まちづくりひろばがこの3月の200回記念ひろばを区切りに不定期開催となったことで、全体情勢が集約される場が開かれないでいたりする。
(→仮称萩之茶屋まちづくり拡大会議は相変わらず活発に議論やチェックをしていますが、まちづくりひろばのように誰でもが参加できるわけではありません)。

こうした状況を打開するためにも、秋口早々には以下の内容で、まちづくりひろばを開催します。
行政関係者、労働団体等にも出席の呼びかけをしていますが、手ごたえが十分にあります。
報告&質疑事項が多岐にわたるため、ふだんより15分早めて18:45には本題に入っていきたいと思います。
参加の予約など要りません。
どなた様もお気軽にお立ち寄りください。

<通算202回目 Since 1999> 
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釜ヶ崎のまちづくりの各プロジェクトをもう一度束ね直し、ねじを巻き直す“あいりん地域まちづくり総合チェックひろば”を開催し、元気な秋へ突入だ。
〜それぞれの取り組みは今どうなっているの?どうしてゆくの?〜
■総論的に
以下、順次検討していくさまざまな状況の底流にあるもの(障害や拠りどころ)は?
■各論
▽あいりん総合センター建替え問題は?
あいりん地域まちづくり会議の4つの部会(@市営住宅 A大阪社会医療センター B労働施設 C駅前機能)はそれぞれどうなっている?
   ⇒部会@:早く移りたいで一致の第一住宅居住者。大阪市担当部局の動きは?でも、ただ「普通の市営住宅」で急いでいいの?気になる存在「萩之茶屋小学校跡地活用委員会」とは?連携は大丈夫?
部会A:この部会はいつのまにかどんどん開催されているらしい・・。逆に、途中経過のアナウンスは無くていいの?
部会B:労働団体が当部会へ委員として参加することを認めるよう、地域内6〜8労働団体がまとまって、8月3日に区役所へ申し入れ書提出。しかし、その要望を受け入れるかどうかの決定権を持つ国や府への直接的働きかけはどうする?
   部会C:部会Bが動かないと独自には動けない?どうするの?

  以上と並行して進んでいる、国による同センター耐震強化調査(9月30日に結果報告書が出る)との関連はどうなるの?ヘタしたら耐震強化工事をして、建替え問題は何年も棚上げ?そんなことが今さら許される?

▽エリアマネジメント協議会はあいりん地域まちづくり会議進行の陰で休会中なのは、しかたない?

▽子供関連で、プレーパーク事業の進展具合は?ネックは何?

▽あいりん地域モデルケース会議の定着程度や実施効果は?連携をとるべき「はぎサポート」(西成区での生活困窮者自立支援事業)はどうなっている?お互いの連携は?
   
▽ようやく建て替え工事着工にこぎつけた新シェルターの全体設計は?いつから、どんな利用ができる? 

▽ひと花センターは、シェルター建て替えの玉突きで旧東田保育所家屋(旧市更相北隣り)に7月に移転後、何が変わる?今後の課題は?

⇒なお、当まちづくりひろばでは開催回ごとに「あいりん地域の居場所機能総チェック」リポートを挿入していく予定ですが、ついでがいいので、今回はひと花センターをフォーカスしたいという希望があります。いまやあいりん地域での有力な居場所機能の一つとして現状や課題の報告をお願いする予定です。
 
▽西成情報アーカイブは元・弘治小学校校舎に近く移転するそうだが、これまでの評価や今後の可能性、そして課題は?

▽SHINGO☆西成さん・アーティスト等が地元の子供たちと組んで推進する「西成ウォールアート」は、次の「作品」はどこの壁に、何を描く予定?
(特区構想には直接にはからんでいないのですが、この機会に、ご披露してもらいませんか)

▽いまみや小中一貫校の予想以上の(・・・失礼)元気ぶりが聞こえるが、何が、どのように?
▽通学路確保問題、覚せい剤取り締まり強化や監視カメラ問題、露天での違法物品販売取り締まり問題のその後は?
警察には住民の手によるまちづくりの動きにどう歩み寄ってもらうかがカギだが、最近の変化は?
▽あいりん地域環境整備事業はまちづくり合同会社への委託等で今、どのようになっている?
今後の課題と方向性は?

▽(時間があれば、次回ひろばの予告の意味も兼ねて)
以上のような地元住民によるまちづくりの動きがあっても、ある日ちゃぶ台返しのような形で表面化するかもしれないと危惧されつつあるのが、中国資本その他による不動産(空き家や簡易宿所、土地)買収の猛スピードぶり。ジェントリフィケーション監視の立場からも情報交換と警鐘乱打が必要。

報告者(リレートーク方式で):
各取り組みの推進メンバー(調整中または交渉予定を多く含みますが、多くが参加了承の方向にあります)
  ▽鈴木亘大阪市特別顧問(西成特区構想担当)
  ▽まちづくり会議(本体)及び各部会の地域住民委員、推進有識者委員
  ▽各事業受託NPOs、社会福祉法人、まちづくり合同会社等のメンバー
  ▽労働団体メンバー
  ▽西成区長、同事業調整担当課長をはじめ、区・市の各担当部署職員
  ▽その他
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▼日時:2015年9月8日(火曜日) 18:30 〜20:45
▼会場:西成市民館(3階講堂)
⇒西成警察署西隣りにある通称四角公園(萩之茶屋中公園)の西隣りにある、黄色い壁の建物 
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

[153] <緊急中継>6月11日(木)夜開催の新・あいりん地域まちづくり検討会議 Date:2015-06-11 (Thu)
昨年9月〜12月に開催された「あいりん地域まちづくり検討会議」の新ステージが、今夜始まります。

ようやくという感もしますが、「あいりん地域まちづくり会議」と題されて今夜7時から、西成区役所で、

その第1回目が開催されます。

→西成区役所のホームページに広報されています。


今度は傍聴席無しとなるようです。

そのため、『ボイス・オブ・西成』が、区役所の協力のもとに、ustream配信で、同時中継することになったもようです。


ご覧になりたい方は、このURLをクリックしてください。

http://www.ustream.tv/channel/voice-of-nishinari

なお、ユーチューブに上げるものは別立てで、後日Upされる予定とのことです。

[152] 2015年5月まちづくりひろばのご案内 Date:2015-05-25 (Mon)
                                    
                     <再掲載版として一部修正>
  
大阪都構想の住民投票結果を受けて、あいりん地域の取り組みはどうなっていくのかという情報交換の必要性に加えて、折しも川崎市での簡易宿所(生活保護受給者等多数が死傷)事故も飛び出し、結局、このひろばもけっこうタイムリーな日程とテーマになったように思えます。
今は、話し合うべきことが山のようにあるような気がしますよね。
「転用型福祉アパートの再簡宿化」という新しいテーマと発案者も追加しました。
私たちは、誰が市長を辞め、誰が新たに就こうが、引き続き地域での議論をコツコツと積み重ねていくだけのことです。
お気軽にお越しください。

 なお、会場は西成市民館ではありません(月曜日なので休館)。
会場の大阪市大西成プラザには入る方法がややこしくなっていますので、文中の▼印の部分をよくお読みください。
来られたら、(張り紙で)わかるようにはしておきます。

<通算201回目 Since 1999> 
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「住宅扶助切り下げ」問題の影響と対応策を考える夕べ
〜西成区&あいりん地域の新旧住宅問題を広く深くえぐりながら〜

 リレートーク:
  ▽当問題の全国調査グループから
                     水内俊雄さん(大阪市大・都市研究プラザ教授)
                     菅野 拓さん( 同調査メンバー)
                     四井恵介さん( 同調査メンバー)
▽支援付き住宅の現場から   山田尚実さん (NPOサポーティブハウス連絡協議会)
 ▽行政関係者(西成区役所に呼びかけ中)
 ▽転用アパートの再簡宿化の課題をどう考えるか 
                     松村嘉久さん(阪南大学国際観光学部教授)

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▼日時:2015年5月25日(月曜日) 18:30 〜20:45
▼大阪市立大学西成プラザ 
⇒入場のしかたにご注意! 
JR新今宮駅または地下鉄動物園前駅すぐの太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」の入居ビル(太子中央ビル)の3階。
旧来の百円ショップ「フレッツ」は閉鎖されたため、道路側のドアから直接入ってください。
オートロックですので、遅れて参加の方は、インターフォンで「302」+「呼出し」を押し、主催者側から応答があれば、ドアを「外側へ」引き開けて、入ってください。
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
     大阪市立大学 都市研プラザ(西成プラザ)
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

▼テーマ設定趣旨 兼 地域状況報告  (長文ご容赦)

1)
7月1日から実施と国が決定した生活保護の住宅(家賃)扶助の切り下げは西成・釜ヶ崎地域にはさまざまな波紋を広げそうです。生活保護受給者の暮らしの質から、ゼロゼロ物件等を含む不動産市況のありかたにまで。
そこで、この問題で情報を共有し、対策を考え、何らかのアクションにつなげていく作業が必要と判断しました。日程は、諸事情で変則的に、5月25日(月)夜になりました。
お気軽に、ご参加ください。

2) More information
厚労省が決定した住宅扶助の切り下げの大阪への影響は、私たちが聞いているところでは、
@ 限度額が、現行の42,000円から一律に40,000円に減額される見込み 
A それに加えて、狭小住宅については、面積により、10%〜30%の減額率が適用される見込み。ちなみに、サポーティブハウス等の場合は、設備等から判断して、適用されるとしてもおそらく10%までではないか。
B Aの適用外(面積要件による減額がされない)がありうる。しかし、この要件は、国の通知で示されてはいるものの、その要件が釜ヶ崎ではサポーティブハウス等が含まれるかどうかは要件の解釈によるところであり、解釈は今後、国や大阪市福祉局から示される可能性があること。
という内容です。

一般市民の方なら、「デフレが長く続いたこの時代、物価下落に合わせて生活保護でも家賃扶助等が下がるのは当然じゃないの!」と思うことでしょう。
しかし、西成・釜ヶ崎地域だけでなく、全国の多くの生活困窮者支援団体でもこれが重大な問題になるのは、居住者への生活サポートをするスタッフの雇用費がこの家賃扶助から捻出されている実態があるからです。
本来なら介護保険制度のように、生活支援する場合はその支援メニュー毎に別途料金が支払われるしくみ(=ケアの対価)があればわかりやすいのですが、現実にはその制度がないので、家賃収入からスタッフを雇ってまでがんばって支援している良心的なところほど打撃を受ける構造です。
支援をつけていない住居は住居で、後述のように別の影響があるでしょう。
ですから、支援スタッフを減らしたり(解雇)、居住者へのサービスを削ったり(たとえば、入院見舞い等を減らしたり無くしたり)、もはや経営が成り立たないとして廃業したり、その物件を売却したり、という出来事がドミノ的に起こるわけです。
実際、釜ヶ崎ではすでにこの兆候が出ていて、支援事業から手を引く簡易宿泊所(簡宿)経営グループが出てきています。放置される単身高齢者たちはどうなるのでしょうか。
このように、生活保護受給者の問題、経営者の問題だけでなく、釜ヶ崎では「住宅扶助減額⇒廃業」難民が大量に出るかもしれない、すぐれてまちづくりの問題なのです。
ですから、地域全体で考えないといけない課題なのです。おわかりでしょうか。

 西成・釜ヶ崎特有の事情もあります。大阪市が簡宿業態のままでは生活保護の人の受け皿として認めていないため、ホームレス問題への居住支援&生活支援を可能にするには簡宿をアパートに転用せざるを得なかったという、2000年からの経緯があります。そしてこれによって、5千人を超すであろう人々が野宿を脱したり回避することができたという経過を踏まえないといけません。ただし、生活支援をつけているサポーティブハウスとつけていない単なる転用アパート等がまだら模様に存在しています。

(長くなりますが、もう少し書かせてもらって、いただいて、よろしかった、でしょうか。汗、汗)
 なお、最近になって状況はもう少し複雑になります。
実は一方では、ご存じのように急増する訪日観光客の宿泊拠点街としては簡宿が足りなくなり、「アパート転用した物件を簡宿へ再転用できるようにしてほしい」というニーズも表面化しつつあります(今は、府条例で認められていない)。それができないと、「ヤミ簡宿」問題が起こることが、最近の覚せい剤密売人摘発事件でも示唆されました。
つまり、簡宿街としての再設計が必要な時期かもしれません。

また、あいりん地域を超えて西成区全体を見渡すと、土地価格の継続的下落、一般住宅家屋の空き家の増大、それを細かく区切って生活保護の人を住まわせることから来る問題、空き店舗等が中国資本と思われるところにどんどん購入されている実態等があります。
萩之茶屋小学校跡地に移転予定の市営住宅を子育て世代も住めるような設計にする目の前の課題もあります。
そもそも、居住水準の引き上げという古くて新しい、住宅問題の根本に立ち返った視点を忘れない事も不可欠です。
それらをすべて視野に入れた、広くて深い、検討の場とできれば幸いです。

参加の予約など要りません。
どなた様もお気軽にお立ち寄りください。

[151] 2015年4月まちづくりひろば(休み)、及びその後について Date:2015-03-28 (Sat)
 4月まちづくりひろばは、お休みとします。
おかげ様で3月は200回記念ひろばとなり、当初の定員70名を超える80名の方々が参集し、内容もたいへんな充実で、大盛会となりました。
ありがとうございました。
その時にも少しやりとりしたことですが、これを一つの区切りに、今後は特に切羽詰った議題が無い場合、気軽にお休みとさせてください♪
さらに長〜く続け、若い世代に運営や新しい形の模索をバトンタッチしていく時間をつくるためにも。

ご存じのように、地域内には新しい会議体ができています(月々の「仮称萩之茶屋まちづくり拡大会議」、必要に応じての「あいりん地域まちづくり検討会議」など)。
この環境変化は大きく、まちづくりひろばの役割(分担)について改めて考えさせてくれます。
それでも、自由な個人として参加でき、かつ地域情報(行政・支援団体等の取り組み状況&研究者の知見等)を直接得ることができ、議論することができる、それも言い放しではなく間接的に上記会議体や行政に伝わっていく、この定例まちづくりひろばの機能は今後も地域に欠かせない装置であると考えます。
よって、今後も続けていきます。
ただし、「気軽に休める」ということにさせてください。そうすれば、随分と肩の荷がおります。
で、さっそく4月は休みます(笑)。

5月ひろばは開催を予定しています。
5月12日(火)18:30〜@西成市民館 です。
テーマは、あいりん地域まちづくり検討会議がらみか、生活者困窮者自立支援制度の新体制関連、または生活保護住宅扶助切り下げの地域影響問題等でしょうか。
ただ、5月17日に大阪都構想の住民投票があるようですから、それとのからみで判断が気軽に(気ままに?)変わることがある点はお含みください。

これからもよろしくお願いいたします。

以上

[150] 2015年3月「200回記念まちづくりひろば」のご案内 Date:2015-03-12 (Thu)
以下のうち、当初の発表とは「使用会議室(フロアも)」と語り手に変更があります。
特に、会場は同じあべのハルカスのうち、25階会議室AB⇒23階(大学フロア)のセミナー・ルームへと変更いたしました。参加される方はお間違いがないようにお願いいたします(要予約)。
                              ◇
                                                        
釜ヶ崎のまち再生フォーラム主催の「定例まちづくりひろば」が、2015年3月で200回目を迎えます。
1999年10月にその名も「第1回 釜ヶ崎のまち再生フォーラム」として開催されて以来のことです。
(創成期は、ここから派生したさまざまな分科会的な会合が無数に開催されたのですが、カウントしません)
この期間、同ひろばは釜ヶ崎(あいりん地域)のまちづくりのネットワーキングの要の一つ、あるいはいわゆるプラットホームの一つとして機能してきました。
「継続は力」であったと実感している昨今です。

19世紀初頭に木賃宿街として形成され、戦争や景気変動による人口伸縮等を重ねてきた当地域は今、1960年代に「日雇い労働者の集住地域」「簡易宿泊所街」に特化して以来の根本的な曲がり角にあります。
折しも、地域住民を一つにつなぐ懸命の努力は、昨秋9〜12月の「あいりん地域のまちづくり検討会議」という歴史的な到達点にたどり着いたところです。

そこで、200回記念ひろばは西成・釜ヶ崎の街の過去・現在・未来を大きく、100年以上のスパンで鳥瞰する場としました。大風呂敷です。
そのために文字通り「鳥瞰」できるように(?)、T部の会場はあべのハルカスの会議室(25階)にしました(・・・・・)。
とは言っても、気楽なサロンのようなものであることには変わりありませんので、皆様お気軽にお越しください。

<通算200回目 Since 1999> 
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日時:2015年3月14日(土)
主催:釜ヶ崎のまち再生フォーラム

T部  200回記念まちづくりひろば    13:00〜16:00
 会場:あべのハルカス23階(3大学のキャンパスフロア)セミナー・ルーム
         ⇒当初の発表では25階貸会議室ABとなっていましたが、もう少し広い部屋に変更しました。
          http://www.abenoharukas-300.jp/office/floor23.html
定員70人。当日の混乱を防ぐため、簡単にでも参加予約をお願いします⇒連絡先末尾。
参加費は要りません。

U部  (移動して)記念交流会      16:30〜18:30
     会場:天王寺都ホテル(17階、スカイレストラン・エトワール)
     定員60人(ここは予約と会費が要ります)
      ⇒お問い合わせ先は末尾

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T部  200回記念まちづくりひろば  13:00〜16:00

■基本報告:まちづくりひろば200回のふりかえりと今後の方向性・今だから見えてきたこと
ありむら潜さん・・・(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)   
■150年鳥瞰・トークリレー「今だから、見えてきたこと・語れること・話したいこと」
〜釜ヶ崎・あいりん地域・萩之茶屋周辺地域のこれまでの110年、これからの10年・20年・50年〜

以下、各語り手には、むつかしい注文ですが、エキスのみを各15分間に凝縮してお話していただきます。
1)今だから話せる、戦前の西成・釜ヶ崎等周辺史(ポイント)
・・・吉村智博さん(大阪市立大学特別研究員、西成アーカイブ補佐)
2)今だから話せる60年代簡易宿泊所街形成過程(ポイント)・・・平川隆啓さん(『釜ヶ崎のススメ』編著者)
   *当初発表の水野阿修羅さん(寄せ場学会運営委員)が遅れて参加のため、語り手変更しました。
3)今だから見えてきた、70年代〜00年代の闘争の意味・・・山田 實さん(NPO釜ヶ崎支援機構理事長) 
4)今だから話したい、町会活動の役割や思いのたけ・・・西口宗宏さん(萩之茶屋連合町会第6町会長)
5)今だからよくわかる、60年代〜現在〜近未来までの釜ヶ崎・西成大変貌データ解説(ポイント)
・・・水内俊雄さん(ビデオ出演、大阪市立大学都市研究プラザ教授)
6)今だから話したい、『あいりん地域のまちづくり検討会議』への思いと今後への期待
・・・鈴木亘さん(西成特区構想担当大阪市特別顧問、学習院大学教授)
7)(ここまでをまとめ的に)今だから見えてきた、当地域のまちづくりの展望と課題
・・・寺川政司さん(近畿大学准教授)

▽ディスカッション

■まとめと今後のまちづくりひろばの運営について(ご提案等)


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▼お申込み&お問い合わせ
事務局(ありむら潜)まで
 携帯電話:090−8448−0315
メール:kama-yan@sun-inet.or.jp


[149] 2015年2月まちづくりひろばのご案内 Date:2015-01-24 (Sat)
<通算199回目 Since 1999> 
⇒ちなみに、200回記念は3月14日(土曜日)に特別篇を検討しています。
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『ビッグイシュー』の11年間と今後への思いを、ありったけ語ってもらう夕べ

〜釜ヶ崎での住民参加型地域づくりをシビック・エコノミーの視点から考える〜
 
 ゲスト・スピーカー:佐野章二(さの・しょうじ)さん
             (『ビッグイシュー日本』代表・CEO)

関連ホームページ
ビッグイシューとは:http://bigissue.jp/about/
ビッグイシュー基金とは:http://bigissue.or.jp/about/index.html

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▼テーマ設定趣旨
ビッグイシューについてはもはやここで説明する必要はないでしょう。
日本のような市民社会未だ脆弱な状況で、その理念と手法と採算性を確立させた軌跡はまさに奇跡とも言えます。
片や釜ヶ崎では、あの「あいりん地域まちづくり検討会」という地域ぐるみのターニングポイントを通過したことによって、行政はもはや住民の議論や意向を無視してものごとを進めることは今後できなくなりました。その分、住民自身の参画余地も責任も格段に高まり、それを野宿・生活保護・日雇いの現役の方々のレベル、及び子供たちのレベルにまで、どれだけ広く深く及ぼしていくかが勝負となっていくと思われます。
そして、単に住民として参加することに意義がある段階から、それが地域経済活動の一翼を担うことにつながり、そのことがまたこの地域の社会的孤立や貧困の問題解決につながる方法論へと発展させていかなければなりません。
折しも地域には萩之茶屋まちづくり合同会社という装置もでき、あいりん環境整備事業(通称:まち美化パトロール、及び分別作業)での地域労働者の雇用等も続いています。
しかし、こうしたさまざまなまちづくり装置の民間力を高めるという大きな課題があります。
そこで今回は、有限会社形態の社会的起業としていち早く立ち上がり、苦難の連続を経て見事に社会に定着した『ビッグイシュー日本』の佐野代表にお越しいただき、その来し方行く末、その理念や現場での苦闘、裏話等を縦横無尽に語っていただきます。
参加の予約など要りません。
どなた様もお気軽にお立ち寄りください。

▼日時:2015年2月10日(火曜日) 18:30 〜20:45
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

[148] 2015年1月まちづくりひろばのご案内 Date:2015-01-06 (Tue)
<通算198回目 Since 1999>
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「最後の居場所」と言われる釜ヶ崎で、「居場所」を考える。

〜「居場所」のそもそも論と釜ヶ崎でのありようを語り合い、深め合うシリーズ(その1)

 
 ゲスト・スピーカー:阿部真大(あべ まさひろ)さん
             甲南大学文学准教授(専門は労働社会学、家族社会学、社会調査論)
 【著書や略歴】
 大学院を休学してバイク便ライダーとして働いたご自分の経験等から書かれた本として、
 『搾取される若者たち〜バイク便ライダーは見た!』(集英社文庫 2006年)
その後、さまざまな著書がおありです。
『居場所の社会学 生きづらさを超えて』(日本経済新聞出版社 2011年)
『「破格」の人〜半歩出る働き方』(角川SSC新書 2014年)

→阿部真大さんに関連するサイトの例
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E7%9C%9F%E5%A4%A7

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E9%98%BF%E9%83%A8%E7%9C%9F%E5%A4%A7/s?ie=UTF8&page=1&rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E9%98%BF%E9%83%A8%E7%9C%9F%E5%A4%A7

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▼日時:2015年1月13日(火曜日) 18:45 〜20:45
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

▼テーマ設定趣旨や経過  (まちづくりの状況報告も兼ねるため、長文ご容赦)

  釜ヶ崎(あいりん地域)は「人生の終着駅」とも、「丸ごと排除された街」とも言われてきました。
この状態を改善しようと、長年さまざまなレベルでの努力がされてきましたし、私たちもまたその真っ最中です。
そのためもあって、たどり着いた失業者や不安定就労等の人々にとって、釜ヶ崎は「最後の居場所」でもあります。
ところで、この言葉、近年になってから全国的にも使われるようになったと思いますが、「居場所」とは何でしょう?
今回はそれを考えます。

 <経過>
 2014年9月〜12月まで6回(+準備会合1回)にわたって展開した「あいりん地域のまちづくり検討会議」は、地域ぐるみの直接民主主義型取り組みとして、後世の歴史にも語り継がれる、たいへんな(とにかく、たいへんでした・・)出来事だったと思います。
結果は、すべての関係者のご協力とご努力によって、大阪市長に提出する「要望書」(本文3頁+会合で出された膨大な発言をすべて載せた添付文書で構成)を最終的にとりまとめることができました。
内容は、もちろんスラム・クリアランス型などではなく、社会的包摂型のまちづくりの方向性で固められています。
⇒全文は、近いうちに区役所ホームページに掲載されるでしょう。
アクションは次のステップや会議体に移行します。

その合意内容の中に「地域内の“居場所”について今後いろいろ検討していく」旨の文言があります。
これは、今回のまちづくり検討会議の論点について地域内においてなるべく広く、深く意見を集めていこうとの目的で、シェルター(臨時夜間緊急避難所)宿泊中の野宿労働者等の間でも実施した話し合い(ワークショップ型)を経験する中で、提起されたものです。
というのも、「あいりん総合センターが釜ヶ崎の中で最後の居場所」として機能している実態が赤裸々に語られ、あいりん総合センターの建替え過程においても、その後の過程においても、地域内にさまざまな居場所を確保することが課題としてあらためて浮かび上がったからです。
そして、検討会議の委員(36人)の中では「居場所」のそもそも論やありうべき姿の議論が交わされ、「今後、これを深めていこう」ということで、文言化されたものです。 
すでに釜ヶ崎内にはさまざまな居場所が歴史的に形成されてもいますので、そうした場所(公共空間や施設等)の見直しや再評価もしていくべきかと思いますが、その冒頭にはやはり「そもそも論」を学び、論じ合うことが必要かと考えます。
ただ、当方還暦過ぎてもいまだ全く不勉強のため(時すでに遅し・・?)、それにふさわしい講師の方をネットで検索した結果、甲南大学の阿部真大准教授に遭遇したものです。

阿部さんには我々など見ず知らずにも関わらず、またご多忙を極める社会的活躍のなか、ご協力のご快諾をいただき、お話いただけることになったものです。
心から感謝です。
 参加の予約など要りません。
 どなた様もお気軽にお立ち寄りください。